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テレビの番組がデキの悪い個人ブログみたいになってきている
ロクに寝ていなかった朝、眠い目をこすりながらテレビをつけて朝食を食べているとテレビで一生懸命ギリシャ危機について説明をしていた
こういうことをやらせたらこどもニュースが一番秀逸だと思うのだけれど、本当にどこの局とは言わないがこどもニュースの足元にも及ばないデキ
中途半端にみのもんたのめくり芸とやしきたかじんの指し棒芸を真似たような解説役、それを補足するためのコメンテーターと見ている側の代理的な疑問を投げかけたりなるほどとコメントするだけのコメンテーター
質の悪い解説を見て、そこのコメント欄に自作自演気味にコメントしているような、そんなデキの悪い個人ブログを見た思いがした
同じ思いをいつかしたような気がして記憶を辿る
そう、ワールドカップの時にただひたすらに執拗にオフサイドのルール説明をしていた番組を見ていた時だった
サッカーの面白さとかそういうのには一切触れずにマスコミ全社がオフサイドのルールを永遠に説明していたとき、この国の報道は終わったと思ったものだ
説明ベタなアフィリエイトブログとなんら変わらない、楽しさの本筋を伝えてこその情報発信だと思うのだが、これらは枝葉末節なことにこだわり過ぎたり、本筋を理解できない故の一般論的な切り口しかないわけだ
個人ブログと違い、メジャーマスコミは対象範囲も広いのでそれなりにカバーしなきゃいけないんだろうけど、それにしてもどこの層を対象にした報道なのかよくわからなくなっている
きっと製作者側もわかっていないんだろうなw
だれを対象に、何を伝えたいのか、たったこれだけのシンプルなことがわからなくなっている
政治家に国民目線を求める矛盾、説明責任という都合のいい言葉を使っておきながら自分たちの立ち位置がどこにあるのかがもうわかっていないんだろうね
テレビは庶民の味方だと思い続けて数十年、今じゃテレビの前で老人と主婦は昼寝、若者はネットをしながら話題提供程度に見ているという現実にいい加減気が付きなさいと心から思うのでした
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