© 愛知・名古屋・小牧のしゃべれるIT屋さん DGR Works All rights reserved.
IT社会のラストワンマイルを支えるのはだれだ?
ここ数日、インターネットを中心に大騒ぎになっていたPCデポのニュース
結果としては「使用状況にそぐわないサービス提供があった」と認めた上で使用状況にそぐわない場合にはコースの変更や契約解除を無料で行うと対策したということですが
そもそも個人向けのサポート業務になぜ解除料を必要とするのでしょうね?
現在パソコンのメンテナンスやサポートといってもメーカーなどはすぐに「送ってください」といいますし、買ったお店なども「持ってきてください」「数日間お預かりします」という対応しかないのが現状です、さらにインターネットにつながらないなどの問題はすぐに「ルーターの問題ではないですか?」「プロバイダーの問題ではないですか?」「回線業者の問題ではないですか?」の必殺のたらいまわし状態に陥りやすく、その場で即日対応できるサポート業務の社会的必要性はとてもあると思うのですけれど
業務で使っていて止まったら業務遂行に支障が出て収益に直結するような法人様の場合はサポート体制を維持しなくてはならないので多少の固定費をいただかなくては維持できませんが、個人向けのサポートで、さらに自分たちがパソコン本体や部品売ってるような大手小売店で、個人から月々のサポート料金をいただくのもどうかと思うのですけれど、さらにその契約解除するのに違約金が発生するとかは少しばかり自分たちの都合を押し出しすぎではないのかなと思うわけですよね
とはいえ私自身も個人の方からのご相談などをいただきましても、私自身の単価が高いので、ともするとパソコンを新しく買われた方が安くなることの方が多い時代となってまいりまして
今はどちらかと言えば「壊れてもデータを残しておいて同じ環境をすぐに再生できる」体制作りですとか、壊れる前に埃吹いたりハードウェアの状態をチェックしたりという予防医療的な「メンテナンス」を推奨しているわけでして
以前はそういう勉強会なども精力的に行っておりましたがここ1年とんとほったらかしでありまして
このニュースに文句言える立場ではないのかもと反省しております
とかくIT業界は最先端技術ばかりを追いがちですが、実際にユーザー目線に立ってみるとこんなにIT社会になったにも関わらずパソコンの調子が悪いだけでいちいち宅急便でメーカーに送って数日も預けなきゃならない現状のどこがIT社会だといいたくなるわけですよね
ということで、ARやVRやAIが話題の中心になりがちな昨今ですが、たまにはパソコンお困り相談室をまたどこかで復活しようかしらという気になってまいりました
そんな勉強会やりたいよという方がいらっしゃればお声がけください、ちなみに講師料はとても高いです(おい
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。