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スマートフォン、タブレットPC、パソコン業界短観
一昨年の年末くらいからであろうか、Twitter上では
「TwitterやるならiPhoneだよね?」
みたいな雰囲気があった
専用アプリが充実していて、Twitterを見るのも投稿するのも所謂ガラケーからモバツイでやるよりかなり便利なのは間違いない
昨年3月におれ自身もiPhoneに変えた、その時まっさきに入れたアプリはTweetDeckであったのでやはりTwitterをやるためにiPhoneに変えたと言っても過言ではない
今ではiPhoneでTwitterをやり、AndroidでFacebookと2chに書き込みをすることが普通になってはいるが、それはあくまで外出先でのお話
実際にSNSとは文字情報や画像や動画のデータが羅列されているので、画面が大きく制約が無い方が視認性がいいに決まっている
つまりiPhoneよりはiPad、iPadよりはPCが便利だということだ
どこぞの調査会社が調査した結果のデータをみた、残念ながらそのグラフはEvernoteの整理されていないどこかのノートの片隅に消えてしまっているのでここには出せないんだけどw
実際にそのデータを見て納得したのが、SNSなどへの投稿にはやはりPCを使っているユーザーが多いということ、スマートフォンのキーの小さいソフトウェアキーボードではやはり入力効率が悪いと感じているようなんだな
それとは別に、SNSを見るということに関してはスマートフォンは便利だと感じているようだった
なるほど、これも実際に使いた押している自分の使い方からして納得のいくデータだ
まだクラウド環境がそれほど便利ではないので写真や動画などをアップする際にPCへ一旦データ転送をするかもしくはクラウド環境へ写真を放り込む処理をしなければならない、そうなると写真や動画はスマートフォンで撮影してそのままスマートフォンからSNS等へ投稿をした方が効率がいい
これももうすぐ変わりそうだけど、今現在のところはこういう使い方になるはずだ
それ以外のこと、速報的なログへの返信や、暇な時の時間つぶしの相手をSNSに求めるのも出先であることが多いので確かにスマートフォンだね
しかしそこが駅やバス停でなければ、喫茶店などで時間の余裕が少しある場合、ノートパソコンを起動したくはならないだろうか?
確実になるんだな、これが
大きな見る専門の画面、独立した入力系統、処理能力の高さ、やはりデータ処理に関してはまだまだパソコンに一日の長がある
iPadも悪くはないのだが、解像度の低さから表示できる文字情報の数に限りがあるのと、どうしても入力系統が画面上に表示されるので文字を読みながら打つとか、何かを調べながら入力ということにはまだまだ向いていないのだ
これも秋くらいに大きく変わるかもしれないけれど、今はとりあえずスマートフォンよりは文字情報が多く電池が持つ存在という立ち位置だろう、その点でパソコンには追いつけていないし追い越すなんて夢のような状態だ
今後、またまたどんどんと技術が進化してくる、そんなに遠い先の話でなく秋くらいにはAppleがiCloudサービスを発表したり、今現在Googleが猛烈に独自SNSであるGoogle+を仕上げている
これらスマートフォンで上位シェアを獲得しているメーカーがそれぞれに同じようにデータの共有化を推し進めているわけだ
スマートフォンで撮影した写真は普通にクラウドサービス上にアップされ、そのクラウドサービス経由でPCから投稿をする
今年の年末くらいにはこういう使い方になり、スマートフォンからの文字入力は益々遠ざかっていくのかもしれない
また、iOS5の登場によりiPadの使い勝手も大きく変化することになるかもしれない
今はアプリケーションを一つしか起動させられないのだが、iOSのアップデートで1画面1アプリが起動できるとなればTwitterをしながらFacebookも見て、さらにブラウザで検索しながらMailも受信してということが可能になる
こうなればMacBookAirの市場を食い散らかしかねないくらいの存在になる可能性を秘めているわけだ
データを撮影したりするための道具としてのスマートフォン、入力は最低限そのデータにつけるファイル名やコメントだけになるかもしれない
これはずっとおれが提唱していた
「カメラにもWi-Fiつけろや!」
っていう主張のままになる
画像や動画がそのまま勝手にどこかに同期されている便利さっていうのはAndroidを今使っている人なら若干は感じているのではないだろうか?
そしてそのデータをタブレットPCもしくは普通のパソコンで編集し投稿する、こういう流れに今年中になってしまうんだろうね
益々iPadやらMacBookAirが売れる環境が整ってくるわけだ
ということで、皆様方が今後選択していかざるをえないのはGoogleのサービスを使うのか?それともAppleのサービスを使うのか?ってことだろうか?
昨年くらいに話題になっていたのは、これらのスマートフォン業者がSNSを始めたら既存のSNSなんてぶっ飛ぶよねっていう話
実際にGoogle+がそれを実行し、AppleもまたTwitterとの統合を強化していく中で、果たしてFacebookなどの既存SNSの存在価値はどこまで維持できるのか?ということ
北米では既にFacebookの登録者数が減り始めている、ここに輪をかけて端末ベースのSNSであるGoogle+がぐいぐい伸び始めてみるとどうなるのだろうか?
実際に消滅ということはないだろうが、Facebookがその開発具合にもよるが劣化Google+なる状態に陥らされた時、果たしてユーザーはどちらを選ぶのか?とういうこと
これが実に恐ろしいことに今年中に起こるであろうことだと思われます
スマートフォンとクラウドサービス、ここ数年IT界の話題を掻っ攫っていたこの2つのキーワードが炸裂する、そんな年の瀬を迎えそうな予感でワクワクしちゃいますね
ところで、この話題の中に国内企業の名前が一切出てこなかったような??
悲しいことですね
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